1→GMFCSレベルⅢでは実用的な歩行は困難だが、杖や歩行器を使用しての歩行が可能である。長下肢装具を作製することは優先されないため、選択肢は不適切である。
2→下肢の筋緊張亢進が見られるが体幹・上肢の筋緊張は同時に収縮していないため、体幹筋の同時収縮を優先して行う必要がある。よって、選択肢として適切である。
3→選択的後根切断術は感覚障害が生じにくく安全に行える可能性が高い8歳以下で行うことが望ましい。よって、選択肢は不適切である。
4→GMFCSレベルⅢでは実用的な歩行は困難であり、普段の移動は車いすを使用するため、歩行練習での介助量を減らすことは優先されない。よって、選択肢は不適切である。
5→上肢での支持能力を向上させることは体幹筋の同時収縮より優先して行うことではないため、選択肢は不適切である。