62歳の女性。両側の変形性膝関節症で、膝関節に軽度の伸展制限と中等度の内反変形とがみられ、Mikulicz線は膝関節中心の内側に偏位している。 運動療法で適切でないのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→重錘を用いた大腿四頭筋訓練であるため正しい。
2→パテラセッティングによる大腿四頭筋訓練であるため正しい。
3→本症例は、軽度の伸展制限があるため自動介助による関節可動域訓練は正しい。
4→下腿遠位に抵抗を加えた内転筋の運動をしているが、膝内反モーメントが強くなるため内反変形が助長される。Mikulicz線は内側に偏位しているような内反変形がある変形性膝関節症患者には不適切。
5→ハムストリングスの筋力訓練であるため正しい。