1→延髄背外側の障害では病巣側に起こる顔面感覚障害と反対側の四肢体幹に認める感覚障害を特徴とするWallenberg症候群を呈する。片麻痺は起こる可能性は低いため誤り。
2→内包前脚の障害では運動麻痺を呈することが多く、感覚障害を認める可能性は低いため誤り。
3→前頭葉の障害で起こる高次脳機能障害としては遂行機能障害などが挙げられる。半側空間無視は起こりにくいため誤り。
4→小脳の障害では協調運動障害が認められるため正しい。
5→視床の障害では感覚障害を認めることが多く、嚥下障害がおこる可能性は低いため誤り。