筋萎縮性側索硬化症の進行により非侵襲的陽圧換気〈NPPV〉療法を適応すべき数値はどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→正常値80~100mmHgであり、正常範囲内であるため誤り。
2→高二酸化炭素血症(PaCO2>45mmHg)の状態であり、換気量が低下していると判断できる。NPPVの導入基準であり正しい。
3→呼吸不全の状態ではないためNPPVの適応とは言えない。
4→最大吸気圧の正常範囲内(75~100㎝H2O)であり、NPPVの適応ではない。最大吸気圧の導入基準は20㎝H2O以下である。
5→%FVC<60%でNPPVの導入を開始するため誤り。