Daniels らの徒手筋力テストで肩関節屈曲(前方挙上)の段階の測定をする際、図のような代償がみられた。 代償動作を生じさせている筋はどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→回外筋は前腕の回外の作用しか持たないため、肩関節に作用しない。
2→上腕二頭筋は多関節筋(肩甲上腕関節、肘関節)のため、肩関節の代償動作が生じやすい。
3→前鋸筋は、肩甲骨の動きに作用するため、肩関節・肘関節の代償動作は考えにくい。
4→肩甲下筋は、肩関節内旋作用である。
5→広背筋の筋走行から肩関節の屈曲での代償動作は考えにくい。