患者の鼻(A)から目標(B)に向かって患者の示指を動かしたときの水平面上の軌跡を図に示す。 この患者にみられる可能性が高いのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→折りたたみナイフ現象は上位運動ニューロン障害で生じる。
2→Romberg徴候陽性は前庭神経障害や糖尿病性ニューロパチーなどで見られる。症例では陰性となる。
3→はさみ脚歩行は錐体路障害でみられる。
4→図の軌跡から企図振戦が考えられる。したがって小脳障害が考えられるため、小脳性の構音障害である断綴性発語がみられる可能性が高い。
5→筋強剛はパーキンソン病の筋トーヌスの亢進によって生じる。