第49回理学療法士国家試験 午後12

1→MRIからC5〜6椎間板ヘルニアが確認できる。横隔膜の神経支配はC3〜5髄節であることから、横隔膜は障害されていないと考えられる。

2→肩をすくめる＝肩甲骨挙上の動作筋の支配髄節レベルはC2〜5であるため、肩をすくめることはできると考える。

3→手指屈筋はC8髄節の機能残存が必要であるため、困難である。

4→棚の上の物をとるために必要な肘伸展にはC7機能残存が必要である。

5→ASIA機能障害尺度では頸部回旋に必要なC2〜3髄節の機能は残存している。