可動域制限のない患者に図のような肢位をとらせたところ5秒間保持できた。Danielsらの徒手筋力テストにおける段階3以上と推測できる筋はどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→三角筋中部線維の段階3には肩関節外転90°での保持が必要であるため図からは評価できない。
2→上腕二頭筋の作用は肘関節屈曲であるが、図では右肘関節伸展位であるため評価できない。
3→片脚立位が骨盤の傾斜なく保持できていることから左中殿筋段階3以上と推測できる。
4→腸腰筋の段階3には股関節の全可動域の最終域での保持が必要である。
5→前脛骨筋の段階3には足背屈と内がえしの全可動域の最終域での保持が必要である。