筋萎縮性側索硬化症患者で安静臥位時のPaO2が60Torrであった。 呼吸理学療法で適切なのはどれか。
正解!
不正解 答え 5
1→呼吸障害が生じているので、本症例への理学療法としては正しくない。
2→舌咽呼吸は、嚥下機能を代償的に使用した呼吸法であるが、嚥下障害を生じている可能性があるため正しくない。
3→呼吸障害がすでに生じているので、端座位保持訓練を実施する優先度は低い。
4→呼吸障害を呈しているので、筋力増強運動を実施すると過用性の筋力低下が懸念されるため、正しくない。
5→頸部筋のリラクゼーションは、呼吸機能を効果的に使用するに重要な介入である。