60歳の男性。両下肢のしびれと間欠性跛行とを認める。足背動脈の触知は可能で、体幹を前屈することによって歩行が容易となる。 症状を改善するのに適している装具はどれか。
正解!
不正解 答え 5
1→Boston型装具(ボストン型装具)は、主に側弯症に用いる装具である。
2→Jewett型装具(ジュエット型装具)は、主に脊椎圧迫骨折や円背に用いる装具である。
3→Milwaukee型装具(ミルウォーキー型装具)は、C7以上の側弯症に用いる装具である。
4→Steindler型装具(スタインドラー型装具)は、脊椎圧迫骨折や円背に用いられ、金属支柱による強力な固定力を持つ装具である。
5→本症例は腰部脊柱管狭窄症。腰仙部の側屈と背屈のみを制限する装具のため、Williams型装具(ウィリアムズ型装具)が適切。