4歳の男児。顕在性二分脊椎症による脊髓髓膜瘤の術後。立位の様子を図に示す。短い距離であれば独歩可能である。 予測される機能残存レベルの上限で正しいのはどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→L2までの残存では、腸腰筋が残存する。歩行には長下肢装具と両ロフストランド杖が必要である。
2→L3までの残存では、大腿四頭筋が残存する。歩行には長・短下肢装具と杖が必要である。
3→L4までの残存では、短下肢装具での歩行が可能である。
4→L5までの残存では、前脛骨筋は機能するが下腿三頭筋は機能しにくい。踵足変形になりやすいが歩行は可能である。
5→S1までの残存では、下腿三頭筋まで機能するため補助具なしで歩行可能である。