手関節背屈位で手をついて転倒した患者のエックス線単純写真を示す。この病態として正しいのはどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→本症例は、X線から橈骨遠位端骨折を受傷しているため不適切である。chauffeur’s骨折とは、橈骨茎状突起骨折のことである。
2→Colles骨折(コーレス骨折)は橈骨遠位端骨折のことである。遠位骨片が背側に転位しているのが特徴である。 手掌をついて転倒した際に起きやすい。
3→本症例は、X線から橈骨遠位端骨折を受傷しているため不適切である。Galeazzi骨折は橈骨骨幹部骨折のことである。
4→本症例は、X線から橈骨遠位端骨折を受傷しているため不適切である。Monteggia骨折は、尺骨骨幹部骨折のことである。
5→Smith骨折は、橈骨遠位端骨折であるが遠位骨片が掌側に転位しているのが特徴。本症例は、遠位骨片が背側に転位しているためColles骨折である。