第57回理学療法士国家試験 午前20

1→立ち座りが不安定であるため、普通柵から掴まりやすく上肢での支持もし易い介助バーに変更するのは適切である。よって、選択肢は適切である。

2→開き戸では引いて出入りする際に、小刻みな方向転換が必要になる。扉を変更するのであれば引き戸にすることが望ましいため、選択肢は不適切である。

3→歩行が不安定であることから、段差の解消は必要な住宅環境整備である。よって、選択肢は適切である。

4→歩行が不安定であり、3か月前からトイレ前で小刻み歩行も見られているので、寝室からトイレの廊下に手すりを設置するのは必要な住宅環境整備である。よって、選択肢は適切である。

5→パーキンソン病患者の歩行では、はしご状の目印をつけることで歩容の改善が見込める。よって、選択肢は適切である。