10歳の男児。Duchenne 型筋ジストロフィー。独歩不可能で、屋外は車椅子で、室内では四つ這い移動が可能。上肢に拘縮はなく、座位で上肢の使用が可能である。 この時期に優先して行うべき評価はどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→筋ジストロフィーは精神の発達への直接的な影響がないため優先度は低い。
2→深部腱反射は運動ニューロン障害を評価するものでり、優先度は低い。
3→末梢神経障害の程度を知るための検査のため優先度は低い。
4→ステージの進行に伴い、呼吸筋へと病変が進行し呼吸障害を伴う可能性が高いので、優先度は高い。
5→この検査は、小脳性運動失調の評価であり優先順位は低い。