第57回理学療法士国家試験 午後18

1→一過性脳虚血発作の既往があるため、抗凝固療法の服薬は継続すべきである。

2→大動脈弁狭窄症もあるため、生活指導として体重や血圧を日誌につけて自己管理するべきである。

3→NYHA 分類では classⅠであり、日常生活動作で疲労、呼吸困難等は見られないレベルである。3METsの運動は普通歩行レベルであるため、自宅での生活活動の上限を3METsとする必要はない。

4→下肢筋力のレジスタンストレーニングは安静時血圧の低下や心拍数の減少効果もあるため、自宅にて行うべきである。

5→AT強度での運動は高血圧や糖尿病、肥満など生活習慣病の危険因子を改善するための運動強度として望ましい代謝強度であるため、AT強度での運動を行うべきである。