1→小指球に刺激入力しているため不適切である。手掌オトガイ反射の刺激部位は「母指球を下から上にかけて」行う。
刺激するとオトガイ筋に収縮が起こる。
2→把握反射の刺激部位は「母指と示指との間」であり正しい。
健常人では出現しないが、前頭葉障害がある場合は成人でも出現する。
3→踵部から内側に沿って刺激を入力しているため不適切である。バビンスキー反射の刺激部位は「踵部から外側に沿って」刺激を与える。陽性であれば、母趾が背屈する。
4→足背部に刺激をいれているため不適切である。チャドック反射の刺激部位は「外果の下後方から前方へかけて」行う。陽性であれば母趾が背屈する。(バビンスキー反射の変法の一つ)
5→下腿後方ではないため不適切である。オッペンハイム反射の刺激部位は、「腓骨内縁を上から下にかけて」行う。
陽性であれば、母趾が背屈する(バビンスキー反射の変法の一つ)