1→セーバー病は踵骨骨端症で、10歳前後の男児に見られる疾患である。この図ではそれは見受けられないため不適切である。歩行時痛があるためつま先歩きになり、その際に発見されることが多い。
2→この図からは舟状骨の骨折は見受けられないため不適切である。この図では舟状骨が未発達だということが確認できる。
3→フランバーグ病は、第2ケーラー病とも言われる。繰り返し圧力がかかることで中足骨の骨頭に阻血性壊死が起こる。思春期の女児に多い、先天性の疾患である。この図ではそれが見受けられないため不適切である。
4→この図では、足根骨癒合は確認できないため不適切である。
10歳前後の子どもに見られる疾患で、2つ。もしくはそれ以上の足根骨がくっついていることをいう。
5→第一ケーラー病は、足部の舟状骨に起こる。血流障害により起こる。3-7歳の男児に好発。
急に起こることは稀。ゆっくりと起こることが多い。子どもの歩き方に変化がある際に発見されることがあり、自然治癒、もしくは足底板やギプスを使用し治療していく。