45歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症から1年経過している。ADLは自立しているが、主に下肢の筋力低下、バランス不良および鶏歩が認められる。 理学療法で適切なのはどれか。
正解!
不正解 答え 5
1→現状ではADLは自立しており、車椅子操作の練習は時期として早いと判断でき不適切である。
2→進行性に筋力が低下していく病態であるため、下肢の漸増抵抗運動は不適切である。
3→上肢の筋力が低下していくことも考えられるため両松葉杖での歩行は適応とはならない。
4→感覚障害は認めないため、感覚再教育によるバランス練習は効果的とは言えず不適切である。
5→異常歩行として鶏歩が認められるため、プラスティックAFOを装着し足関節背屈をサポートした状態での歩行練習は適切である。