40歳の男性。2週前から腰痛と右殿部から大腿前面にかけてのしびれが生じ、徐々に右下肢の筋力低下を自覚するようになってきた。 この患者に行う検査として適切なのはどれか。
正解!
不正解 答え 1
1→殿部から大腿前面にかけてのしびれ、すなわち感覚障害が認められるため、神経障害の検査を行う必要があり、図1の大腿神経伸展テストが適切と考えられる。
2→膝内側側副靭帯断裂の検査であり、この患者には不適切である。
3→腸脛靭帯および大腿筋膜張筋の短縮の検査方法であり、この患者には不適切である。
4→股関節および仙腸関節障害の検査方法であり、この患者には不適切である。
5→股関節屈筋群の拘縮の検査方法でありこの患者には不適切である。