1→食物テストは食べ物を実際に食べてもらい、その様子を評価する検査である。嚥下反射時の食物の流れは観察できない。
2→嚥下造影検査はレントゲンをあてながらバリウムの入った模擬食品を実際に口から食べていただき、口から食べる機能に異常がないかを調べる検査である。レントゲンを使用しているため、嚥下反射が惹起された瞬間の食物の流れが観察できる。
3→嚥下内視鏡検査は内視鏡を挿入し、飲食物を正常に飲み込めているかを調べる検査である。嚥下反射の瞬間の食物の流れは観察できない。
4→改訂水飲みテストは3mlの冷水を嚥下させ、嚥下運動および咽頭期の障害を評価する。嚥下反射の瞬間の食物の流れは観察できない。
5→反復唾液嚥下テストは空嚥下を繰り返し行わせ、何回空嚥下ができたかを検査する。嚥下反射の瞬間の食物の流れは観察できない。