肘部管症候群を疑う所見はどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・2
1→肘部管症候群は主に尺骨神経障害を伴う。尺骨神経が支配神経の小指には、しびれが生じる。
2→尺骨神経障害を伴う肘部管症候群では、尺骨神経が支配する母指内転筋が麻痺し、母指内転運動が、母指屈曲運動によって代償されるFroment徴候が陽性となる。
3→OKサインができないTear drop徴候は、正中神経麻痺で生じる。
4→母指球筋の委縮は、正中神経麻痺で生じる。
5→正中神経は肘部管を走行しないため、障害されない。