関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で、立位または座位で頭上から投影して測定するのはどれか。 2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・3
1→肩甲帯伸展は[基本軸]両側の肩峰を結ぶ線、[移動軸]頭頂と肩峰を結ぶ線を頭上より測定する。 頭上より測定するものとして、肩甲帯屈曲・伸展、肩関節内旋・外旋・水平内転・水平外転、頸部回旋、胸腰部回旋がある。(関節可動域測定法)
2→肩伸展(後方挙上)は[基本軸]肩峰を通る床への垂直線、[移動軸]上腕骨を立位、または座位にて側方から測定する。
3→肩水平屈曲は[基本軸]肩峰を通る矢状面への垂直線、[移動軸]上腕骨を肩関節90°外転位にし、頭上より計測する。
4→肘屈曲は[基本軸]上腕骨、[移動軸]橈骨を前腕回外位にて側方から計測する。
5→前腕回内は[基本軸]上腕骨、[移動軸]手指を伸展した手掌面を肘90°屈曲位にて前方より測定する。