回復期リハビリテーション病棟退院後の片麻痺患者に対して訪問リハビリテーションが導入された。 リハビリテーションの目標で優先度が低いのはどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→麻痺足の関節可動域制限の予防は、訪問リハビリテーションにおいてもADLを維持する上で重要である。
2→回復期リハビリテーション に求められるのは、身体機能やADLの改善であるのに対し、訪問リハビリテーションでは、実際の生活上でのADLの改善や、身体機能の維持が主たる目的になる。また本症例は、回復期リハビリテーション病棟の退院後となり、発症から半年前後経過していることが予想でき、運動麻痺の改善はこの時期では限定的である。
3→非麻痺側の筋力の維持は、訪問リハビリテーションにおいてもADLを維持する上で重要である。
4→退院後は閉じこもりやすいため、廃用症候群の予防のためにも、積極的に外に出る機会を作るとよい。
5→移動能力を維持し、活動性を維持していくことが重要である。