尿意のない頸髄損傷患者において尿意の代償とならない徴候はどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→障害レベルより上位での発汗がみられる。
2→頸髄損傷において軽度な自律神経過反射は代償尿意・代償便意として用いられる。自律神経過反射の徴候には、①頭痛、②発汗、③顔面紅潮、④発作性高血圧、⑤呼吸困難、⑥徐脈、⑦動悸、⑧鼻詰まり、⑨嘔気、⑩鳥肌立ち現象などがある。
3→自律神経過反射では頻脈ではなく徐脈がみられる。
4→解説2参照。自律神経過反射では、発作性高血圧がみられる。
5→障害レベル以下での鳥肌立ち現象がみられる。