1→この姿勢は非対称性緊張性頸反射(ATNR)であるため、正しい。
ATNRは新生児に見られる原始反射の1つで、背臥位の状態で首を一方に向けると顔面側の上下肢の伸展、後頭側が屈曲する反応である。
大脳の発達に伴い、生後4ヶ月を過ぎたあたりから消失する。
2→この姿勢はランドウ反応である為、不適切。
ランドウ反射は、腹部を支え水平にすると頭を上げ体幹をまっすぐにして下肢を伸展させる反射である。2歳までに統合される。
3→手で足をつかむ姿勢がとれるのは5ヶ月ごろである。
4→この姿勢は、引き起こし反応が出現している姿勢である。原始反射で新生児期に出現する反応であるが、定頸しているため不適切。定頸は3~4ヶ月頃に見られる。
5→この姿勢は、骨盤支持にて座位保持をしている。この時期は5ヶ月頃である。