1→糸球体は腎臓の皮質部分に存在し、腎髄質ではなく、腎の外層部分に位置しています。糸球体は血液のろ過を行い、初尿を生成する役割を持っています。
2→輸出細動脈は糸球体から出て、尿細管の周りを取り巻いていますが、集合管に直接つながるわけではありません。輸出細動脈は主にネフロンの周りの毛細血管網に血液を供給します。
3→正解の選択肢です。ネフロンは腎臓の基本的な構造単位であり、糸球体と尿細管から構成されています。糸球体で血液がろ過され、生成された初尿は尿細管を通って再吸収や分泌が行われます。
4→輸入細動脈は糸球体に血液を供給し、Henleのループ(Henle係蹄)に直接つながるわけではありません。Henleのループは尿細管の一部であり、糸球体でろ過された液体が通る経路です。
5→腎乳頭は腎髄質の先端部分にあり、尿が集合管から腎盂に送り出される場所です。Bowman嚢は糸球体を取り囲む構造であり、腎乳頭を覆っているわけではありません。