1→運動負荷量はCK値を目安に設定する。
2→筋力トレーニングは、低負荷の全身運動を中心に行う。多発性筋炎は、近位筋の筋力低下を認めることが多いため、四肢近位筋の筋持久力の増強を中心に行う。
3→多発性筋炎の合併症のひとつに間質性肺炎があるため、訓練プログラムの進行には注意を払う必要がある。
4→多発性筋炎の合併症のひとつに悪性腫瘍がある。
悪性腫瘍に対するホットパック(温熱療法)は禁忌となるため、悪性腫瘍の有無を把握する必要がある。
5→筋痛がある場合は、低負荷の持続運動を行うのではなく、本人の疲労度を確認して、負荷量を調整する必要がある。