第54回理学療法士国家試験 午後17
第54回国家試験 午後17
82歳の男性。15年前から動作時の息切れ及び咳や痰の増加がみられ、自宅近くの医療機関にて加療していた。徐々に動作の呼吸困難感が強くなり、入浴動作で息切れを感じるようになっている。2年前から在宅酸素療法が開始されている。動脈血ガス分析は、PaO2:65Torr、PaCO2:47Torr、HCO3-:29. 5mEq/L、肺機能検査は、%VC:62%、FEV1%:42%であった。吸入薬として長時間作用性β2刺激薬、長時間作用性抗コリン薬が処方されている。
本症例に有酸素運動を行う場合の運動強度として最も適切なのはどれか。