1→Gowers微候は、筋ジストロフィーで認められる。起立動作時に、床→膝→大腿と手をついて支えながら立ち上がる。
2→Lhermitte徴候(レルミット徴候)は、多発性硬化症で認められる。頭部を前屈すると項部から下肢まで電撃痛が放散する。
3→Patrick徴候は、仙腸関節、股関節性疾患に認められる。
4→Tinel徴候は、手根管症候群で認められる。末梢神経が損傷されている際に軸索再生の先端付近を軽く叩くと放散痛が生じる現象である。
5→Uhthoff徴候は多発性硬化症で認められる。入浴や温熱などで、体温が上昇すると既存の症状が一過性に悪化する徴候である。過度な運動は体温が上がる為避けるほうが良い。