1→本症例は、X線から橈骨遠位端骨折を受傷しているため不適切である。chauffeur’s骨折とは、橈骨茎状突起骨折のことである。
2→Colles骨折(コーレス骨折)は橈骨遠位端骨折のことである。遠位骨片が背側に転位しているのが特徴である。
手掌をついて転倒した際に起きやすい。
3→本症例は、X線から橈骨遠位端骨折を受傷しているため不適切である。Galeazzi骨折は橈骨骨幹部骨折のことである。
4→本症例は、X線から橈骨遠位端骨折を受傷しているため不適切である。Monteggia骨折は、尺骨骨幹部骨折のことである。
5→Smith骨折は、橈骨遠位端骨折であるが遠位骨片が掌側に転位しているのが特徴。本症例は、遠位骨片が背側に転位しているためColles骨折である。