45歳の男性。左大腿切断後。大腿義足を用いた歩行練習中、左立脚中期に過度の腰椎前弯が観察された。 原因として正しいのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→義足長が長いと義足側の分回し歩行や健側の伸び上がり歩行が起きる。
2→足継手の後方バンパーが弱過ぎるとフットスラップが起きる。
3→ソケットが前方に位置し過ぎていると歩幅の不同が起こる。
4→ソケットの初期屈曲角の不足により立脚中期に過度の腰椎前弯が起こる。股関節伸展制限が起きると骨盤前傾の代償動作が入るため。
5→義足遊脚終期に下腿部が勢いよく完全伸展し衝撃が出現することと蹴りあげの不同が起きる。