1→C4レベルの脊髄損傷では自力での身の回り動作は困難で、車椅子もリクライニングが必要なレベルである。よって、選択肢は不適切である。
2→C5レベルの脊髄損傷では自力での身の周り動作は困難で、車椅子も電動車椅子と標準車椅子の併用レベルである。トランスファーボードを用いた移乗は困難であるため、選択肢は不適切である。
3→C6レベルの脊髄損傷ではプッシュアップ動作が可能であり、トランスファーボードを用いた移乗動作が可能となる。よって、選択肢は適切である。
4→C7レベルの脊髄損傷では、移乗動作時にトランスファーボードを用いずに直角移乗が可能となる。よって、選択肢は不適切である。
5→C8レベルの脊髄損傷では、上肢の機能はほぼすべて使えるため、移乗動作にトランスファーボードを用いる必要はない。よって、選択肢は不適切である。