第56回理学療法士国家試験 午前7

1→大腿骨頭は寛骨臼内にあり股関節脱臼は認められない。

2→大腿骨頸部に骨折線は認められないため誤り。

3→大腿骨頭に骨折線は認められないため誤り。大腿骨頭で起こる骨折を大腿骨骨頭骨折という。

4→大腿骨転子部より遠位に骨折線は認められないため誤り。転子部より遠位5㎝で起こる骨折を大腿骨転子下骨折という。

5→大転子～小転子にかけて骨折線が認められるため大腿骨転子部骨折と判断できるため正しい。転子部骨折・転子下骨折を合わせて外側骨折といい、大腿骨頸部骨折（内側骨折）とは手術方法が異なるため区別されている。