理学療法治療学|理学療法士国家試験問題|61問〜80問
第51回国家試験 午後37
スタティック・ストレッチングによる疼痛緩和について正しいのはどれか。
第52回国家試験 午後38
慢性非特異的腰痛の理学療法介入方法について、理学療法診療ガイドラインで強く推奨されているのはどれか。
第51回国家試験 午後19
69歳の男性。肺癌。これまで化学療法を行ったが病状は進行し、経過中に脳転移がみられた。胸部エックス線写真と頭部造影MRIとを下図に示す。現在、呼吸に関する自覚症状はないが、全身倦怠感、食思不振および悪心があり、外出する気分になれず自宅に閉じこもる傾向にある。
この時期に適切な理学療法はどれか。
第56回国家試験 午前18
45歳の女性。遠位型ミオパチー。下肢筋力低下が徐々に進行し両側の下垂足を認める。最近つまずいて転倒することや捻挫することが多くなり装具を検討し歩行の改善を目指すことになった。下肢筋力を表に示す。
最も適切な装具はどれか。
第52回国家試験 午前42
エネルギー蓄積機能によって大きな推進力を得る目的で使われる義足の足部はどれか。
第51回国家試験 午後18
50歳の男性。閉塞性動脈硬化症。300m程度の歩行ごとに下肢の痛みのために5〜6分の休息をとる。座位や立位時に痛むことはない。
理学療法で適切なのはどれか。
第49回国家試験 午後16
22歳の男性。身長170cm、体重70kg。外傷性頸髄損傷後6か月経過。MMTは、肘関節屈曲5、肘関節伸展2 、手関節屈曲1、手関節伸展4、手内筋0、下肢0。ベッドへの移乗が自立したので、屋内で使用する車椅子を検討した。
車椅子作製上の留意点で適切なのはどれか。 2つ選べ。
第48回国家試験 午後8
義足装着側の立脚期に図のようなアライメント異常がみられた。
異常の改善のために義足装着者に行う必要があるのはどれか。
第56回国家試験 午後14
87歳の女性。転倒して左股関節痛を訴え、入院となった。受傷後2日目に後方侵入法で手術を受けた。術後のエックス線写真を下図に示す。
正しいのはどれか。
第54回国家試験 午前39
筋力増強トレーニングの効果で正しいのはどれか。
第51回国家試験 午後46
糖尿病患者における運動療法が禁忌となる合併症はどれか。
第53回国家試験 午前47
GMFCSレベルⅡの痙直型脳性麻痺児にする運動指導で最も適しているのはどれか。
第53回国家試験 午後16
4歳の男児。痙直型両麻痺。しばしば割り座で座る。バニーホッピングと交互性パターンの四つ這いを併用して移動する。PCW (postural control walker)を用いた歩行練習を実施している。
この児に対する遊びの指導内容で最も適切なのはどれか。
第50回国家試験 午後14
70歳の男性。身長180cm、体重90kg。脳梗塞のため麻痺肢に内反尖足がみられる。10m であれば独歩可能であるが、軽度の分回し歩行となる。意識してゆっくりと歩けば分回しを軽減することは可能であるが、遊脚相の股関節屈曲は増加し立脚中期に膝過伸展がみられる。2動作前型で屋外歩行の自立を目標に理学療法を進めている。
この患者に適切なのはどれか。
第52回国家試験 午後40
転位のない大腿骨転子部骨折に対する観血的整復固定術後の理学療法として優先度の低いのはどれか。
第57回国家試験 午前45
Duchenne 型筋ジストロフィーの呼吸管理について正しいのはどれか。
第52回国家試験 午前41
関節リウマチの症状と理学療法の組合せで正しいのはどれか。
第47回国家試験 午前14
54歳の男性。脳卒中左片麻痺。足部に中等度の痙性があり、内反尖足位となっている。膝の上から圧迫を加えて装具を装着すると図のような状態となり、歩行練習の最後まで踵部が装具から離れることはない。
装具のベルトをかける手順として適切なのはどれか。
第53回国家試験 午前45
外傷性の前頭葉損傷による高次脳機能障害の患者に対する動作指導として適切なのはどれか。
第48回国家試験 午前10
65歳の男性。右利き。突然の意識消失のため救急搬入された。診察時のJCSⅢ-200、血圧210/120 mmHg、脈拍90/分であった。搬送時の頭部CT(下図)を別に示す。
入院翌日に理学療法が依頼された。JCSⅡ-10、血圧150/100mmHg、脈拍90/分で、バイタルチェックを行いながら、理学療法を開始することになった。
この日に行う訓練で適切なのはどれか。