理学療法治療学|理学療法士国家試験問題|81問〜100問
第56回国家試験 午後6
57歳の男性。脳出血による左片麻痺。Brunnstrom法ステージ下肢Ⅲ。左下腿三頭筋のMAS〈modified Ashworth scale〉は2。平行棒内歩行時に左下肢の踵接地はみられず、内反尖足となる。また、左下肢立脚中期に膝のロッキングを認める。そこでダブルクレンザック(ロッド式)短下肢装具を作製した。
誤っているのはどれか。
第52回国家試験 午前14
39歳の男性。野球の試合中にジャンプしてボールをキャッチした着地時に、踵に疼痛と違和感とを訴えた。その直後から歩行困難となったために、応急処置の後に緊急搬送された。搬送先の病院で撮影された足部MRIを下図に示す。矢印は損傷部位を示す。
受傷直後の処置として適切なのはどれか。
第57回国家試験 午後46
心臓リハビリテーションにおいて有酸素運動が勧められる理由として正しいのはどれか。
第53回国家試験 午後28
慢性腰痛に対する認知行動療法でないのはどれか。
第57回国家試験 午前13
76歳の女性。脛骨高原骨折。転倒して受傷し、人工骨を用いた手術を施行された。術後のエックス線写真(別冊No.4)を別に示す。
術後の理学療法で正しいのはどれか。
第52回国家試験 午後18
53歳の女性。脳出血による右片麻痺で、発症後6週経過。Brunnstrom法ステージは上肢、手指、下肢ともにⅣ。両足をそろえた位置から理学療法士を両上肢で押しながら図のように左足を一歩前に出す運動を行っている。
この目的として誤っているのはどれか。
第55回国家試験 午前46
多発性筋炎の回復初期における理学療法で正しいのはどれか。
第56回国家試験 午後8
極超短波治療の図を示す。
aに対するbの照射強度はどれか。
第50回国家試験 午後27
Duchenne型筋ジストロフィーのステージ6(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)に対する理学療法として適切なのはどれか。2つ選べ。
第50回国家試験 午前27
球麻痺から発症した筋萎縮性側索硬化症で歩行が可能な患者への対応で正しいのはどれか。
第48回国家試験 午前31
熱傷の部位と起こりやすい拘縮を予防する肢位の組合せで適切でないのはどれか。
第56回国家試験 午前10
52歳の女性。廃用による身体機能の全般的な低下によりバランス能力低下があり、バランス能力の改善を目的とした運動療法を行っている。開始当初、立位保持も困難であったが、現在は立位で物的な介助がなくても左右前後の重心移動が可能となってきている。歩行は平行棒内で両手を支持して軽介助である。
次に行うバランス練習として最も適切なのはどれか。
第52回国家試験 午後17
20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。
他に損傷がなかった場合、優先すべき治療はどれか。
第51回国家試験 午前40
極超短波治療の図を示す。
aに対するbの強度はどれか。
第47回国家試験 午後42
理学療法介入法の説明で誤っているのはどれか。
第58回国家試験 午後10
67 歳の男性。両下肢に脊髄後索性運動失調がみられる。座位で図のように床に 記された複数の足形に対し、目で確認しながら自身の足を移動するよう指示した。この運動はどれか。
第51回国家試験 午後24
脳卒中片麻痺の上肢に対するCI療法(constraint-induced movement therapy)で正しいのはどれか。
第47回国家試験 午前36
下肢切断術後における断端浮腫の管理で適切なのはどれか。
第50回国家試験 午後8
25歳の男性。Guillain-Barré症候群。発症後3日で運動麻痺は進行しており、呼吸筋麻痺のため人工呼吸器管理中である。
理学療法で適切でないのはどれか。
第49回国家試験 午後27
再燃を繰り返している多発性硬化症患者において、ステロイドパルス療法後に介助での座位が可能となり、理学療法が開始された。
適切なのはどれか。