令和4年度(第58回)理学療法士国家試験問題|午後-19問〜午後0問
第58回国家試験 午後1
Daniels らの徒手筋力テストにおける肩甲下筋のテストで正しいのはどれか。
第58回国家試験 午後2
心電図波形(別冊No. 1)を別に示す。 特徴として正しいのはどれか。
第58回国家試験 午後3
80 歳の男性。胸部 CT(別冊No. 2)を別に示す。 この患者で低下が予想されるのはどれか。
第58回国家試験 午後4
Down 症候群が示す特徴的な姿勢はどれか。
第58回国家試験 午後5
左大腿義足歩行の右立脚中期に図のような現象が観察された。 原因はどれか。
第58回国家試験 午後6
次の文により、 6 、 7 の問いに答えよ。
75 歳の男性。一人暮らし。歩行時のふらつきを主訴に来院した。以前から食事が 不規則で、 5 日前から食事を摂らなくなった。上肢に明らかな異常はないが、下肢筋 力は MMT4レベルで、下肢遠位優位のしびれ感がある。膝蓋腱反射は亢進している が、アキレス腱反射は低下し、Babinski 反射は陽性だった。眼振は認めない。血清 ビタミン B12 の低下を認めた。重心動揺検査結果(別冊No. 3)を別に示す。可能性が高い疾患はどれか。
第58回国家試験 午後7
この患者の左右へのバランス障害に対する踵の補正で適切なのはどれか。
第58回国家試験 午後8
6 歳の女児。公園で転倒し、骨折の診断で同日緊急手術を受けた。術後のエックス線写真(別冊No. 4)を別に示す。 術後の患側上肢の理学療法で正しいのはどれか。
第58回国家試験 午後9
図のような所見において考えられるのはどれか。
第58回国家試験 午後10
67 歳の男性。両下肢に脊髄後索性運動失調がみられる。座位で図のように床に 記された複数の足形に対し、目で確認しながら自身の足を移動するよう指示した。この運動はどれか。
第58回国家試験 午後11
80 歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom 法ステージは上肢II、下肢 III。下肢の随意運動は分離運動がわずかに認められる程度である。歩行は T 字杖 と短下肢装具を使用して自宅内移動が可能である。ADL 指導で最も適切なのはどれか。
第58回国家試験 午後12
標準的な体格の成人における松葉杖の調整で正しいのはどれか。
第58回国家試験 午後13
45 歳の女性。身長 155 cm、体重 60 kg。 3 METs 程度の歩行速度で 1 時間歩い た場合の消費カロリー量に最も近いのはどれか。ただし、ウォーキングで消費するカロリー(kcal)を 1.05 × METs ×時間(H)× 体重(kg)とする。
第58回国家試験 午後14
68 歳の男性。 5 年前に Parkinson 病と診断された。現在、両手に安静時振戦、 両側上下肢に中等度の筋強剛を認める。「最近、歩いているときに足が出にくく、 バランスを崩して転びそうになることが増えてきた」との訴えがある。日常生活は 自立しているが、屋外歩行時には転倒への不安があるため外出を控えている。この患者の Hoehn & Yahr の重症度分類ステージはどれか。
第58回国家試験 午後15
58 歳の男性。脳卒中による左片麻痺。Brunnstrom 法ステージ上肢IV、手指III、 下肢IV。 麻痺側の位置覚検査を行う際の患者への指示で適切なのはどれか。
第58回国家試験 午後16
18 歳の男子。野球肘の診断で理学療法を行うこととなった。 上肢の関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
第58回国家試験 午後17
44 歳の女性。 3 年前に全身型重症筋無力症と診断され、拡大胸腺摘出術を受け た。現在ステロイド内服治療を継続し、定期的に γ グロブリン大量静注療法を受けている。この患者の理学療法で正しいのはどれか。
第58回国家試験 午後18
46 歳の男性。右中葉肺がん。入院して化学療法と放射線療法を行い、来月に胸 腔鏡下肺部分切除術を予定している。 6 分間歩行距離は 560 m で、経皮的動脈血 酸素飽和度は 95 % 以上に保たれ、ADL は全て自立している。正しいのはどれか。
第58回国家試験 午後19
16 歳の女子。バスケットボールの試合中に受傷した。同日病院を受診し、左足関節外側靱帯損傷と診断され、理学療法を行う方針となった。急性期の対応で正しいのはどれか。
第58回国家試験 午後20
85 歳の女性。右大腿骨頸部骨折のため入院し、人工骨頭置換術を行った。医師 の診療録には、術後の経過は順調であるが、重度の右耳難聴と中等度の認知症があるとの記載があった。臨床実習での情報収集の方法として誤っているのはどれか。