理学療法治療学|理学療法士国家試験問題|121問〜140問
第48回国家試験 午前13
28歳の女性。生来健康であったが、1週前に急に回転性のめまいが出現した。良性発作性頭位眩暈症と診断され、理学療法が開始された。初回評価時には座位は可能であるが立位の保持は不安定であった。非注視下での眼振を認め、姿勢変換時にめまい感が増悪する。
この障害を改善するための理学療法で適切なのはどれか。
第54回国家試験 午後16
NICUにおける低出生体重児の腹臥位での姿勢を図に示す。
この児に対するポジショニングで適切な肢位はどれか。2つ選べ。

第52回国家試験 午前14
39歳の男性。野球の試合中にジャンプしてボールをキャッチした着地時に、踵に疼痛と違和感とを訴えた。その直後から歩行困難となったために、応急処置の後に緊急搬送された。搬送先の病院で撮影された足部MRIを下図に示す。矢印は損傷部位を示す。
受傷直後の処置として適切なのはどれか。

第48回国家試験 午後47
筋萎縮性側索硬化症患者で安静臥位時のPaO2が60Torrであった。
呼吸理学療法で適切なのはどれか。
第49回国家試験 午後42
慢性閉塞性肺疾患における包括的呼吸リハビリテーションで正しいのはどれか。
第50回国家試験 午後14
70歳の男性。身長180cm、体重90kg。脳梗塞のため麻痺肢に内反尖足がみられる。10m であれば独歩可能であるが、軽度の分回し歩行となる。意識してゆっくりと歩けば分回しを軽減することは可能であるが、遊脚相の股関節屈曲は増加し立脚中期に膝過伸展がみられる。2動作前型で屋外歩行の自立を目標に理学療法を進めている。
この患者に適切なのはどれか。
第53回国家試験 午後28
慢性腰痛に対する認知行動療法でないのはどれか。
第47回国家試験 午後6
右下肢筋の伸張運動を行う際に、運動方法と伸張される筋の組合せで正しいのはどれか。

第53回国家試験 午後38
超音波療法について正しいのはどれか。2つ選べ。
第55回国家試験 午前39
神経筋再教育で正しいのはどれか。
第54回国家試験 午前19
78歳の男性。慢性閉塞性肺疾患の急性増悪により人工呼吸器管理中である。意識レベルJCS<Japan Coma Scale>Ⅱ-20、体温37. 5℃、呼吸数は26回/分、努力性呼吸を認める。
二次的合併症の予防目的で行う理学療法で適切でないのはどれか。
第47回国家試験 午前41
片麻痺患者がエスカレーターを利用するときの方法で最も適切なのはどれか。
第47回国家試験 午後13
70歳の男性。視床出血による右片麻痺。ダブルクレンザック足継ぎ手に外側Tストラップがついた装具を処方され、装具の静的な適合判定を行った後に歩行練習を開始した。歩行時の麻痺側立脚中期に膝の過伸展が観察されたが、装具を調整したことでこの現象は消失した。
装具の調整方法として適切なのはどれか。
第51回国家試験 午前38
頸椎の可動性を最も制限するのはどれか。
第56回国家試験 午後47
摂食嚥下障害に対するリハビリテーション手技と目的の組合せで正しいのはどれか。
第57回国家試験 午後20
60 歳の女性。関節リウマチ。Steinbrocker のステージⅢ、クラス3で寛解状態であり安定している。
理学療法士が行う生活指導について誤っているのはどれか。
第55回国家試験 午前46
多発性筋炎の回復初期における理学療法で正しいのはどれか。
第47回国家試験 午前36
下肢切断術後における断端浮腫の管理で適切なのはどれか。
第52回国家試験 午後18
53歳の女性。脳出血による右片麻痺で、発症後6週経過。Brunnstrom法ステージは上肢、手指、下肢ともにⅣ。両足をそろえた位置から理学療法士を両上肢で押しながら図のように左足を一歩前に出す運動を行っている。
この目的として誤っているのはどれか。

第58回国家試験 午後43
運動機能低下がある軽症の変形性膝関節症で、理学療法診療ガイドライン(日本理学療法士協会)で推奨グレードの最も高い理学療法 はどれか。 (改)