理学療法治療学|理学療法士国家試験問題|141問〜160問

第49回国家試験 午後27

再燃を繰り返している多発性硬化症患者において、ステロイドパルス療法後に介助での座位が可能となり、理学療法が開始された。
適切なのはどれか。

第56回国家試験 午前16

次の文により15、16の問いに答えよ。
 45歳の女性。3日前、自宅で荷物を持ち上げた際に、腰部と左下腿の後面から足背外側部にかけての強い痛みがあった。安静にしていたが、疼痛が軽快しないため受診し、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。

発症から2か月が経過し、足背外側部の疼痛と安静時の腰痛は改善したが、労作時に軽度の腰痛が続いているため再度受診した。
理学療法として適切でないのはどれか。

第52回国家試験 午後13

65歳の男性。被殻出血による右片麻痺。発症後2か月。意識レベル、認知機能および左下肢の機能に問題はない。右足関節の位置覚障害がみられる。起居動作は自立し、座位は安定している。現在、平行棒内での歩行練習中である。歩行中、右下肢の振り出しは可能であるが、踵接地がみられず、右下肢立脚中期に膝折れを認める。Brunnstrom法ステージ右下肢Ⅲ、右下腿三頭筋のMAS(modified AshworthScale)は2である。
歩行に用いる最も適切な装具はどれか。

第48回国家試験 午前8

3歳の男児。先天性の腰髄髄膜瘤による二分脊椎。この男児の足の写真(下図)を別に示す。
この児の歩行改善に必要なのはどれか。

第51回国家試験 午前19

24歳の女性。2日前に室内での火災に巻き込まれ救急搬送された。35%の範囲の熱傷と診断され入院中。意識は清明。顔面から前頸部も受傷し煤のような色の痰がでる。肩甲帯から上腕にかけては植皮が必要な状態。骨盤と下肢とに傷害はみられない。
この時期の理学療法として適切なのはどれか。

第51回国家試験 午前18

右外側肺底区の痰に対する体位排痰法体位(ドレナージ)で最も適切な体位はどれか。

第51回国家試験 午前32

末梢性めまいに対する理学療法で適切なのはどれか。

第57回国家試験 午前9

18 歳の女子。動作時の足底部の痛みを訴えた。足底腱膜炎の診断で超音波治療を行う。
正しいのはどれか。(改)

第48回国家試験 午前45

金属支柱付短下肢装具の足関節背屈角度を小さくすることで改善しやすい動作はどれか。

第49回国家試験 午後40

両側金属支柱付き長下肢装具の適合判定で正しいのはどれか。2つ選べ。

第53回国家試験 午前13

図に示す両側支柱付長下肢装具について正しいのはどれか。2つ選べ。

第53回国家試験 午後38

超音波療法について正しいのはどれか。2つ選べ。

第51回国家試験 午後46

糖尿病患者における運動療法が禁忌となる合併症はどれか。

第52回国家試験 午前14

39歳の男性。野球の試合中にジャンプしてボールをキャッチした着地時に、踵に疼痛と違和感とを訴えた。その直後から歩行困難となったために、応急処置の後に緊急搬送された。搬送先の病院で撮影された足部MRIを下図に示す。矢印は損傷部位を示す。
受傷直後の処置として適切なのはどれか。

第50回国家試験 午前8

62歳の男性。5年前に脊髄小脳変性症と診断され、徐々に歩行障害が進行している。体幹失調が顕著で、下肢には協調運動障害があるが筋力は保たれている。歩隔をやや広くすることで左右方向は安定しているが、前後方向への振り子様の歩容がみられる。最近になって自力歩行が困難となり、理学療法で歩行器を用いた歩行を練習している。
この患者の歩行器に工夫すべき点で適切なのはどれか。

第55回国家試験 午前37

関節可動域運動で正しいのはどれか。

第50回国家試験 午前36

膝離断義足のソケットの利点で誤っているのはどれか。

第47回国家試験 午前13

10歳の男児。脳性麻痺痙直型両麻痺。床上移動は交互性の四つ這いで自立している。移乗は手すりにつかまれば、かろうじて自力で可能である。主な移動手段は車椅子である。
車椅子の作製で正しいのはどれか。2つ選べ。

第54回国家試験 午前12

70歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom法のステージは上肢Ⅱ、下肢Ⅲ。下肢の随意運動は共同運動がわずかに認められる程度である。歩行はT字杖にて室内は自立している。
ADL指導で正しいのはどれか。2つ選べ。

第54回国家試験 午後10

生後8か月の乳児。運動発達の遅れがあり、療育施設にて理学療法を受けている。図のような姿勢を示す。
優先して行う運動はどれか。