理学療法治療学|理学療法士国家試験問題|161問〜180問
第51回国家試験 午前19
24歳の女性。2日前に室内での火災に巻き込まれ救急搬送された。35%の範囲の熱傷と診断され入院中。意識は清明。顔面から前頸部も受傷し煤のような色の痰がでる。肩甲帯から上腕にかけては植皮が必要な状態。骨盤と下肢とに傷害はみられない。
この時期の理学療法として適切なのはどれか。
第48回国家試験 午後45
大腿義足の膝継手選択時の留意点の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
第51回国家試験 午前18
右外側肺底区の痰に対する体位排痰法体位(ドレナージ)で最も適切な体位はどれか。

第47回国家試験 午前13
10歳の男児。脳性麻痺痙直型両麻痺。床上移動は交互性の四つ這いで自立している。移乗は手すりにつかまれば、かろうじて自力で可能である。主な移動手段は車椅子である。
車椅子の作製で正しいのはどれか。2つ選べ。
第47回国家試験 午後7
8歳の男児。転んで左手をつき、橈骨遠位部の若木骨折と診断され、副子による3週間の外固定が行われた。固定除去時のエックス線写真を下図に示す。手関節には可動域制限が残存している。
この時点で行う物理療法で適切でないのはどれか。

第50回国家試験 午前34
極超短波による物理療法で正しいのはどれか。
第51回国家試験 午後38
水中運動療法の作用と効果について正しいのはどれか。
第54回国家試験 午前18
図に示す肺痰体位に対応する肺区域で正しいのはどれか。2つ選べ。

第51回国家試験 午後5
身体計測を行った結果を図に示す。
標準型車椅子を作製するにあたり、車椅子基本寸法として正しいのはどれか。2つ選べ。
なお、座面にクッションは入れないものとする。

第56回国家試験 午前5
正中神経麻痺による猿手変形に対する上肢装具はどれか。

第48回国家試験 午前19
58歳の男性。身長164cm、体重88kg。高血圧と型糖尿病で通院していた。空腹時血糖値の異常と急激な視力低下で緊急入院した。入院時の空腹時血糖値は268mg/dl、HbA1cは12 .8%であった。入院後のインスリン投与により空腹時血糖値は156mg/dlに低下した。
理学療法で正しいのはどれか。
第52回国家試験 午前20
2歳の女児。痙直型四肢麻痺。臥位では頭部コントロール良好で、背臥位から腹臥位への寝返りが可能である。背臥位と腹臥位での様子を図に示す。
この時期に優先して行う理学療法で最も適切なのはどれか。

第53回国家試験 午前13
図に示す両側支柱付長下肢装具について正しいのはどれか。2つ選べ。

第54回国家試験 午後10
生後8か月の乳児。運動発達の遅れがあり、療育施設にて理学療法を受けている。図のような姿勢を示す。
優先して行う運動はどれか。

第47回国家試験 午前37
特発性側弯症に対するアンダーアームブレースで誤っているのはどれか。
第48回国家試験 午後11
脳卒中片麻痺で利き手が廃用手の患者に対する入浴指導で、洗体のために図のような自助具の使用を促した。
身体部位で洗い残しが多いのはどれか。

第54回国家試験 午後29
下腿義足の静的アライメントにおいて、つま先の浮き上がりが観察され、膝折れを起こしそうな不安定感の訴えがあった。
ソケットへの対応で適切なのはどれか。
第58回国家試験 午前9
55 歳の女性。趣味でジョギングを行っている。変形性膝関節症に対して手術療法が行われた。術後のエックス線写真(別冊No. 3)を別に示す。術後の理学療法で正しいのはどれか。

第48回国家試験 午前18
70歳の女性。脳梗塞による右片麻痺。発症後5か月経過。Brunnstrom法ステージは上肢、手指、下肢ともにⅢ。金属支柱付き短下肢装具とT字杖とで病院内歩行が自立した。
退院に向けたADL指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
第49回国家試験 午後44
トレーニングについて誤っているのはどれか。