理学療法治療学|理学療法士国家試験問題|161問〜180問
第58回国家試験 午後8
6 歳の女児。公園で転倒し、骨折の診断で同日緊急手術を受けた。術後のエックス線写真(別冊No. 4)を別に示す。 術後の患側上肢の理学療法で正しいのはどれか。

第56回国家試験 午後10
8歳の男児。転倒して橈骨遠位端骨折と診断され、6週間のギプス固定が行われた。固定除去後、関節可動域制限と筋力低下を認めた。
物理療法で適切なのはどれか。
第53回国家試験 午前38
寒冷療法が痙縮を低下させる機序はどれか。
第49回国家試験 午前9
5歳の男児。アテトーゼ型四肢麻痺。未定頸で体幹のコントロールは悪く、自力での寝返りと座位保持はできない。臥位姿勢では、下肢のはさみ肢位を伴う後弓姿勢がしばしばみられ、緊張性頸反射と緊張性迷路反射は残存している。
この児に座位保持装置を作製する際に必要な調整で誤っているのはどれか。
第57回国家試験 午前39
環椎骨折(Jefferson 骨折)に対する運動療法で正しいのはどれか。
第55回国家試験 午後13
8歳の男児。脳性麻痺による痙直型両麻痺。GMFCS レベルⅢであり、床上はバニーホッピングで移動している。学校内の移動は車椅子駆動で自立している。
車椅子の設定で正しいのはどれか。
第55回国家試験 午後10
牽引の場面を図に示す。
直達牽引法はどれか。

第56回国家試験 午後8
極超短波治療の図を示す。
aに対するbの照射強度はどれか。

第48回国家試験 午前36
伝い歩きが可能なレベルの脊髄小脳変性症患者で姿勢バランスを崩す危険性が高いのはどれか。
第47回国家試験 午前44
Parkinson病患者では、すくみ足の症状があっても、床の上の横棒をまたぐことは円滑にできる。
この現象と同じ機序を利用した訓練法はどれか。
第52回国家試験 午後6
義肢の写真を下図に示す。
使われている部品はどれか。

第53回国家試験 午後17
70歳の男性。3年前に右手の振戦によってParkinson病を発症し、在宅で治療を行っている。ADLは自立していたが、1か月前に風邪をひいてから歩く速さが遅くなり、歩行の際に一歩目が思うように前に出ず、歩き出してからも前方に転びそうになることが多いという。
在宅での理学療法における歩行指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
第50回国家試験 午前40
運動後に低血糖症状を起こしやすい薬物治療中の糖尿病患者への運動療法として適切なのはどれか。
第48回国家試験 午後11
脳卒中片麻痺で利き手が廃用手の患者に対する入浴指導で、洗体のために図のような自助具の使用を促した。
身体部位で洗い残しが多いのはどれか。

第50回国家試験 午前15
次の文により14、15 の問いに答えよ。
85歳の男性。脳梗塞の既往がある。2 、3か月前から食事中にむせることが多くなっていた。3日前から元気がなく、昨晩から発熱と意識障害とがみられたため救急搬送され気管挿管の上、入院となった。体温38.0℃、呼吸数25/分、左胸部に肺胞呼吸音、右胸部に水泡音が聴取された。エックス線写真を下図に示す。
この患者の病変が生じている部位に痰が貯留している場合の排痰体位として最も適切なのはどれか。

第51回国家試験 午後7
79歳の女性。脳卒中後の左片麻痺。プラスチックAFOを装着してT字杖歩行が可能である。装具は足尖までの長さで足継手はない。Brunnstrom法ステージでは上肢Ⅳ、下肢Ⅴ。左立脚後期が歩行周期の中で極端に短く安定性も低下している。
歩容を改善するために有用な方法はどれか。
第58回国家試験 午前30
足関節内反捻挫後に筋力増強運動を行う下肢の筋で、再発予防に最も有効なのは どれか。
第50回国家試験 午前13
60歳の男性。両下肢のしびれと間欠性跛行とを認める。足背動脈の触知は可能で、体幹を前屈することによって歩行が容易となる。
症状を改善するのに適している装具はどれか。
第58回国家試験 午後17
44 歳の女性。 3 年前に全身型重症筋無力症と診断され、拡大胸腺摘出術を受け た。現在ステロイド内服治療を継続し、定期的に γ グロブリン大量静注療法を受けている。この患者の理学療法で正しいのはどれか。
第48回国家試験 午後42
寒冷療法の適応で正しいのはどれか。2つ選べ。