理学療法評価学|理学療法士国家試験問題|141問〜160問
第52回国家試験 午後9
60歳の男性。右利き。脳梗塞を発症し、回復期リハビリテーション病棟に入院中である。食事時に右手でスプーンの柄を握りこんでしまい、うまくスプーン操作ができず、介助が必要になることが多いが、少しずつ食事動作が円滑にできる場面が増えてきている。頭部MRIを下図に示す。
この食事動作の病態として考えられるのはどれか。
第56回国家試験 午後17
42歳の男性。気管支喘息。ある薬物の吸入療法前後のフローボリューム曲線の変化を図に示す。
この薬物によって生じた呼吸器系の変化として正しいのはどれか。
第56回国家試験 午後4
理学療法士が下肢を固定し、体幹の前屈を行わせた状態を図1に示す。
次に図2のように固定位置を変更して体幹前屈を行わせたところ、体幹前傾角度に違いがみられた。
この違いが生じた原因として、最も筋力低下が疑われる筋はどれか。
第56回国家試験 午後13
70歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADLは、FIMによる評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)はT字杖を使用しての自立であったが、それ以外は補助具を使用せずに自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。
FIMの点数はどれか。
第47回国家試験 午前24
Danielsらの徒手筋力テストにおいて、筋力を抗重力位で判定するのはどれか。2つ選べ。
第57回国家試験 午後8
47 歳の女性。多発性硬化症。30 歳で発症し、寛解と増悪を繰り返した後、完全寛解していた。1週前に視力低下と小脳症状が出現し、入院となった。視神経と右小脳半球に脱髄を認める。過回内テストで図のような動きが観察された。
この患者にみられる所見はどれか。
第58回国家試験 午前16
80 歳の女性。左片麻痺。夫と自宅で 2 人暮らし。ベッドから車椅子への移乗は 夫に手を添えてもらう程度で可能だが、車椅子からベッドへの移乗では立ち上がる 際に腰を引き上げてもらう。
FIM の移乗動作は何点か。
第54回国家試験 午前10
65歳の男性。視床出血による左片麻痺。救急搬送され保存的治療が行われた。発症後3日より脳卒中ケアユニットでの理学療法を開始。このとき覚醒しておらず、大きな声で呼びかけたが開眼しなかったため、胸骨部に痛み刺激を加えたところ、刺激を加えている手を払いのけようとする動きがみられた。
この患者のJCS(Japan Coma Scale)での意識障害の評価で正しいのはどれか。
第54回国家試験 午後27
NRS<numerical rating scale>で正しいのはどれか。
第54回国家試験 午前6
56歳の男性。発症時に明らかな運動麻痺はないが、歩くとすぐによろけて物につかまっていないと立っていられなくなり、頭部CT検査で脳出血と診断された。頭部CT画像を別に示す。この患者の頭部CT画像として最も可能性が高いのはどれか。
第50回国家試験 午後34
肘部管症候群を疑う所見はどれか。2つ選べ。
第55回国家試験 午前36
6分間歩行テストで正しいのはどれか。2つ選べ。
第51回国家試験 午後3
Danielsらの徒手筋力テストで各筋の筋力2のテストとして正しいのはどれか。2つ選べ。
第47回国家試験 午前17
心電図を(下図)に示す。
STの上昇がみられるのはどれか。
第49回国家試験 午後26
Parkinson病に対するUPDRSを用いた理学療法の評価の説明で正しいのはどれか。
第49回国家試験 午後13
58歳の女性。12年前発症の関節リウマチ。突然指が伸展できなくなり受診した。
受診時の手の写真を下図に示す。
障害されたのはどれか。
第48回国家試験 午前30
外傷と合併しやすい神経障害の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
第51回国家試験 午後9
患者の鼻(A)から目標(B)に向かって患者の示指を動かしたときの水平面上の軌跡を図に示す。
この患者にみられる可能性が高いのはどれか。
第51回国家試験 午後1
下肢長の計測結果を表に示す。
関連性の高いテストはどれか。
第55回国家試験 午後33
Brunnstrom法ステージの検査において、ステージと可能な随意運動の組合せで正しいのはどれか。