理学療法評価学|理学療法士国家試験問題|61問〜80問
第53回国家試験 午後1
36歳の男性。交通事故による外傷性脳損傷のため3日前に入院した。病室訪問時、呼びかけても閉眼しており、大きな声で呼びかけたが開眼せず、体を揺さぶって初めて開眼したがすぐに閉眼してしまう。
JCS(Japan coma scale)で評価した意識レベルはどれか。
第49回国家試験 午後47
PEDI(pediatric evaluation of disability inventory)で誤っているのはどれか。
第56回国家試験 午後17
42歳の男性。気管支喘息。ある薬物の吸入療法前後のフローボリューム曲線の変化を図に示す。
この薬物によって生じた呼吸器系の変化として正しいのはどれか。
第49回国家試験 午後18
87歳の女性。転倒による大腿骨近位部骨折に対する手術後。理学療法を行っているが、筋力増強の効果が不十分で全身の持久性も低下している。下肢の浮腫を認めたため主治医へ報告したところ、栄養障害はあるが内科的な併存症はないといわれた。
理学療法を行う上で、特に参考となる血液検査所見はどれか。
第48回国家試験 午後3
関節可動域の測定結果を表に示す。
この結果から判定できるのはどれか。
第54回国家試験 午後1
可動域制限のない患者に図のような肢位をとらせたところ5秒間保持できた。Danielsらの徒手筋力テストにおける段階3以上と推測できる筋はどれか。
第56回国家試験 午前17
52歳の女性。起床時の頭痛と嘔気を主訴に脳神経外科を受診した。頭部造影MRI T1強調像を下図に示す。
頭蓋内腫瘍摘出術が予定されており、術前より理学療法が依頼された。
神経症候として認める可能性が最も低いのはどれか。
第47回国家試験 午前7
56 歳の女性。関節リウマチ。足部の写真(下図)に示す。
この写真にみられる変形はどれか。2つ選べ。
第48回国家試験 午前22
母指の関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で基本軸が第1中手骨であるのはどれか。
第48回国家試験 午後14
15歳の男子。6歳時に転倒して左上腕骨外顆骨折の診断で骨接合術を受けた。最近左手のしびれを訴えるようになり受診した。両肘の伸展を行わせたところ、両側とも完全伸展が可能であったが左肘に図の様な変形を認めた。
この患者で最も考えられるのはどれか。
第54回国家試験 午前6
56歳の男性。発症時に明らかな運動麻痺はないが、歩くとすぐによろけて物につかまっていないと立っていられなくなり、頭部CT検査で脳出血と診断された。頭部CT画像を別に示す。この患者の頭部CT画像として最も可能性が高いのはどれか。
第53回国家試験 午後5
車椅子乗車中に体幹を右に傾けたまま寝てしまい、アームレストに右上腕外側を長時間圧迫していた。目が覚めると、図のように右手の斜線部分に感覚鈍麻を認めた。
絞扼性損傷を受けた神経はどれか。
第57回国家試験 午後29
PEDI で正しいのはどれか。
第50回国家試験 午前23
Daniels らの徒手筋力テストで、腓腹筋の検査をする際に代償的に働く筋はどれか。
第54回国家試験 午後25
身体計測で正しいのはどれか。
第53回国家試験 午後4
Danielsらの徒手筋カテストにおける触診部位として正しいのはどれか。(改)
第56回国家試験 午前7
78歳の女性。自宅玄関で転倒してから起立歩行不能となり救急搬送された。来院時の単純エックス線画像を下図に示す。
最も考えられるのはどれか。
第47回国家試験 午前26
Thomasテストが陽性の場合、可動域制限のある部位はどれか。
第48回国家試験 午後5
20歳の女性。下肢機能障害のために血管造影検査を行った。図の矢印の部位(第8胸髄レベル)の閉塞が認められた。
機能が維持されると考えられるのはどれか。
第54回国家試験 午前17
6歳の男児。顕在性二分脊椎症による脊髄髄膜瘤の術後。ハムストリングス、前脛骨筋、後脛骨筋、長母指伸筋および長指伸筋が作用している。下腿三頭筋の作用が弱く、靴型装具を使用することもあるが、独歩可能である。予測されるSharrardの分類の上限はどれか。(改)