令和3年度(第57回)理学療法士国家試験問題|午後-19問〜午後0問
第57回国家試験 午後1
プラットホームが後方へ動いたときの姿勢の変化と筋活動を図に示す。
外乱に対して最も早く筋活動が観察された筋①に相当するのはどれか。
第57回国家試験 午後2
図に示す姿勢が出現する時期として正しい順序はどれか。
第57回国家試験 午後3
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。
第57回国家試験 午後4
Daniels らの徒手筋力テストによる手指筋のテストで正しいのはどれか。2つ選べ。(改)
第57回国家試験 午後5
Down 症候群の乳幼児期に特徴的な座位姿勢はどれか。
第57回国家試験 午後6
次の文により6、7の問いに答えよ。
28歳の男性。2週前に Guillain-Barré 症候群と診断された。γ グロブリン大量静注療法を実施され、症状の進行は停止した。本日実施した右上肢の運動神経伝導検査の結果を表に示す。
[問題6]
最も障害されていると考えられる運動はどれか。
第57回国家試験 午後7
次の文により6、7の問いに答えよ。
28歳の男性。2週前に Guillain-Barré 症候群と診断された。γ グロブリン大量静注療法を実施され、症状の進行は停止した。本日実施した右上肢の運動神経伝導検査の結果を表に示す。
[問題7]
現時点で最も導入を検討すべき装具はどれか。
第57回国家試験 午後8
47 歳の女性。多発性硬化症。30 歳で発症し、寛解と増悪を繰り返した後、完全寛解していた。1週前に視力低下と小脳症状が出現し、入院となった。視神経と右小脳半球に脱髄を認める。過回内テストで図のような動きが観察された。
この患者にみられる所見はどれか。
第57回国家試験 午後9
図に示すストレッチングで伸張される筋はどれか。
第57回国家試験 午後10
標準型車椅子の適合判定基準で正しいのはどれか。2つ選べ。(改)
第57回国家試験 午後11
治療前後の心電図(別冊No. 1)を別に示す。
治療の作用として正しいのはどれか。
第57回国家試験 午後12
左側臥位の胸部 CT(別冊No. 2)を別に示す。
肺が拡張し、最も含気が多いと考えられるのはどれか。
第57回国家試験 午後13
65 歳の女性。左変形性股関節症。3年前からの左股関節痛に対して後方侵入法で人工股関節置換術を受けた。術後のエックス線写真(別冊No. 3)を別に示す。
手術後3週までの患側の理学療法で正しいのはどれか。
第57回国家試験 午後14
60 歳の男性。7年前から歩行時にふらつきを自覚し、6年前から話し方が単調で途切れ途切れとなり膀胱直腸障害と起立性低血圧を認めた。四肢の固縮や振戦が徐々に進行し、2年前から車椅子で移動するようになった。最近、声が小さくなり呼吸困難感を訴えるようになった。頭部 MRI の FLAIR 画像で水平断(別冊No. 4A)及び矢状断(別冊No. 4B)を別に示す。
この疾患で合併する可能性が高いのはどれか。
第57回国家試験 午後15
6歳の女児。顕在性二分脊椎。機能残存レベルは第4腰髄である。
歩行練習の実施方法で適切なのはどれか。(改)
第57回国家試験 午後16
26 歳の男性。交通事故で頸髄損傷を受傷し、第5〜7頸髄後方固定術を受けた。左側の手指および手関節の伸展運動を強化するための EMS で、電気刺激部位として最も適切なのはどれか。(改)
第57回国家試験 午後17
64 歳の女性。右利き。脳梗塞。約1か月前に左大脳に発症。現在は聴覚理解に問題はないが、発語は非流暢かつ緩徐である。話す言葉の量は少なく、発語の際には多大な努力を要している。四肢の麻痺はみられない。
この患者への対応として正しいのはどれか。
第57回国家試験 午後18
75 歳の男性。身長 165 cm、体重 60 kg。大動脈弁狭窄症。心房細動と一過性脳虚血発作の既往があり、経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)を行っている。NYHA 分類では class Ⅰで、運動負荷試験で得られた嫌気性代謝閾値(AT)は 17.5mL/分/kg である。
この患者への生活指導で誤っているのはどれか。
第57回国家試験 午後19
72 歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。座位姿勢と机上での検査結果を図に示す。
理学療法として誤っているのはどれか。
第57回国家試験 午後20
60 歳の女性。関節リウマチ。Steinbrocker のステージⅢ、クラス3で寛解状態であり安定している。
理学療法士が行う生活指導について誤っているのはどれか。